top of page

はじめての「いちほ」

  • Writer: おたるの家 北海道
    おたるの家 北海道
  • May 1, 2023
  • 2 min read

Updated: Jul 17, 2023

今回は初めての一時保護委託を受けた際のお話をしたいと思います。


その前に簡単に 〜略語の説明〜

一時保護委託は「いちほ」または「委託」といい、里子としてお願いすることを「本措置(ほんそち)」または「措置をかける」と言います(3号と呼ばれることも)。児童相談所は「児相(じそう)」です。


2022年夏ごろに里親登録が終わりその後すぐに一時保護で預かって欲しいと児相から連絡が来ました里親登録が完了しましたと電話がきてそれと同時に福祉司さんから「子ども預かってくれませんか?」とお願いを受けたので登録通知書より、一保の子が早く来るという状態になっていました。 !!


そして、その数日後に2人の若い女性福祉司さんと一緒に幼児さんが来てくれました。とても温厚な子で自分で手を洗ったり、お風呂に入るのに服を脱いだり、この年にしてそういった面は自立している方だったと思います。お昼はパンツを履かせて、夜はおねしょ対策でおむつを履くと福祉司さんから聞いていたので、そうしていました。特別に手もかからず、おもちゃで一緒に遊んだり、家で映画を見るときにポップコーンを一緒に作ったりして「ポンポン言ってる!」とはしゃいでいました。


午前中は一緒にお散歩したり、公園で遊んだり。

ブランコが揺れるとすごく笑っていて、音が好きなのかな?と思いながらこれが面白いだなあと思って見てました。


一保の子どもと生活を実際にして思ったのは初めてだからというのもあってものすごく「気を遣って」いて。常に優しくていい大人でいようと思って、話も毎回しっかり聞いて全力で対応して、その子と過ごした1週間は長かったけど何をしたかむしろあまり覚えていません笑笑 子どもが親元に帰った直後正直すごく疲れたと思いました笑



ただ少し経つと、喪失感が大きくて「自分に守るものがない」みたいな気持ちに。今まで、一緒に暮らした幼児さん、気にかけていた存在がいなくなってしまって、少し寂しかったです。



次回は、2番目に預かった2人の話!








 
 
 

Comments


一般社団法人北海道おたるの家

Hokkaido Otaru Children Home

©2022 by Hokkaido Otaru Children Home .

bottom of page